ギフト好きな日本人 と「結構です。」

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こんにちは ❗ Kimiko です。

そろそろお中元の季節ですね。

 

お中元とはお世話になっている人へ普段の感謝を込めて

7月初めから15日の間にギフトの品を贈ることです。

じつは、

年末にも ”お歳暮” という名前で同じように

お世話になった人へ贈り物をする習慣があります。

名前は違いますが やることは一緒です 😉

 

昔は取引先から会社に贈られたりしていましたが、

今はそのようなやりとりは禁止にしている会社も多くなってきてますね。

人にもよりますが、

個人的にお世話になっている上司や親戚の人に贈るという場合が多いという印象です。

 

日本人は贈り物をするのが好きですね。🎁

 

さて、 ギフト好きな日本人は

旅行に行ったときにも職場の人たちへ

 

”おみやげ” を買ってくることがあります。

 

それはお菓子だったり、 物だったりします。

 

でも ”おみやげ” の渡し方や受け取り方で

トラブルになることがよくあるんです。

 

そうならないように

ここでは お土産を渡されたときの断り方を勉強しましょう。

 

 

質問です。

 

あなたの嫌いなものを ”おみやげ” で配られたらどうしますか?

1.   せっかくだから、「旅行は楽しかった? ありがとう。」と言ってもらう。

2. 食べないから 「いらない」 と言う。

3. 「いらない」の丁寧語の「結構」を使って 「結構です」 と言う。

日本で働いているならば 1か3 を選べるといいですね。

1のように、嫌いな物でも わざわざ買ってきてくれた思いを 

 

多くの日本人は ”せっかくだから” と表現します。

 

つまり、お土産を買って来てくれた 好意 に感謝して、

嫌いなものだけど受け取るという態度をとります。

 

この ”好意” を 日本人は大切にしています。

 

2のように 「いらない」 と一言だけで言い切ってしまうと、

あげた人は嫌な思いをします。

 

つまり、 ”好意” を無駄にされた ということになってしまいます。

その後、100% 気まずい雰囲気になってしまい、仕事にも影響がでます。

そうならないように、「いらない」と言い切るのはやめましょう。

 

そして、3の 「結構です」 これは難しい日本語です。

「結構です」は

” いらない” の丁寧語です。(敬語ではありませんの気をつけましょう)

”断るとき” と ”許可するとき” の両方に使えます。

断るときに

「お土産です。どうぞ。」 と言われて

丁寧語だと思い「結構です。」 と

それだけを言ってしまうこともあるかも知れません。

 

それでは話はそれでおしまい😓 になってしまいます。

それどころか、 もう二度とお土産をもらうことはないでしょう。

 

もし、

 

今回の おみやげはいらない」と言うことをいいたいのなら、

「今は結構です。 この次にいただきます。」のように

今はいらないことを伝える。

「そのお菓子はちょっと苦手なので、結構です。 お気持ちだけいただきます。」と

自分は食べられないことと一緒に

おみやげを買って来てくれた 気持ちに感謝する 言葉を言うといいですよ。

 

「結構です。」と言うときには 一言だけでいうのではなく

誤解のないように理由も言うようにしましょう。

 

おみやげの断り方は本当に難しいですね。

 

買ってきてくれた 好意 

”せっかくだから” という気持ちで受け取ると

トラブルになることもないでしょう。

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