人に注意をする時は…

ひらがなめがね ふりがなはこちら

 

おはようございます。 Kimikoです。

日本語で数字を言ったり、読んだりする事を

難しく感じたことはありませんか?

例えば  “1日” これは何と読みますか?

これだけで3つも読み方がありますが

わかりましたか?

答えは、

いちにち

ついたち

いっぴ

です。

どのように使い分けるかと言うと、

24時間という長さを表す時: いちにち

月の初めの日を表す時: ついたち

同じ月初めの日を会社などで: いっぴ

と読むこともあります。

「4月1日(しがついっび)付で部長に任命する。」など人事異動や任命する時に使われます。

 

同じ ように

1月 は “いちがつ” とも読みますが

“ひとつき” とも読みますね。

このように、同じ数字でも読み方がいくつもある日本語ですが、イヤがらずに楽しんで下さいね(^^)

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話は変わりますが、

仕事中にあなたから他の人を注意をすることはありますか?

今日はそんな時に使う日本語についてお伝えしますね。

 

注意と言っても

・アイデアやヒントを与えるとき

・指示をだすとき

・確実ではないけど気を付けた方がいいと思うことを伝えるとき

などの場面があると思います。

 

アイデアやヒントを人に伝える時、

今より変えた方がいいと考えるときは

「〜と思います」

「〜にした方がもっとよくなると思います。」

「〜の方がよりいいです。」

のように 比較形を使って言います。

例えば

「足を組むより、足を組まないで座った方が姿勢が良くみえますよ

のように使いましょう。

 

 

指示を出す時は、やって欲しいことをつたえるので、少し強く

「〜の必要があります」

「〜のようにしてください」

命令形になりますね。

「明日、9時までに出社してください」

「お客さまには必ず挨拶をしてください」

のように使います。

 

注意した方がいいか迷っているときには、

相手に気づいてもらえるような話し方をしましょう。

「〜のようですが」と間違っている可能性があるという事を伝え、

その後に 「〜ですか」と心配な点を

聞くようにしましょう。

 

「もうすぐ締め切り時間だけど、(資料は間に合いそうですか?)」

「数が足りないようだけど、(注文の数と合ってますか?)」

のような言い方をしてみましょう。

初めから相手が間違っていると決めてしまうような言い方でなく、

確認するように聞くといいと思います。

 

注意する時は

自分の考えをそのまま言うのではなく、

丁寧に仮定形で話すようにしましょう。

「この漢字は違います」 → 「この漢字で合ってますか」

「数が足りません」→ 「数は足りそうですか」

「遅刻するな」→ 「9時には席に着くようにしてください」

もう一つ、注意する時に使える日本語をお教えします!

それは、

「違っていたら、ごめんなさい」

「(私の)勘違いかも知れないけど.もしかしたら〜じゃないですか」

という言い回しです。

誰でも人から注意されることはあまりいい気分ではないですが、自分の言う事が正しくないかも知れないという事を 「先に」言っておくことが有効です。

そうすると、注意される人も嫌な思いを少なく出来るかも知れません。

★★★ アドバイスか、命令か、確認かで注意の仕方は変わります ★★★

 

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発行者(はっこうしゃ): 坂本喜美子(Kimiko Sakamoto)

 

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