勉強した日本語が使えない!
おはようございます。
Kimikoです。
ようやく春一番が吹きましたね!
”春一番”とは、立春を過ぎて一番始めに吹く南風のことです。
今年の冬はとーーーーっても寒い日が続いたので、春が近くなって嬉しいですね。
今日は
“実際の職場での会話と試験の会話は違う”
について話したいと思います。
あなたはすでに日本語能力試験やBJTを受けてらっしゃると思います。
試験を受けるために、
いい成績を取るために、
学校へ行ったり、
参考書を手にして懸命に
勉強されましたよね。
結果として、高いレベルの得点がとれ、
就職先が決まった方もいらっしゃると思います。
なのに、
実際に会社に入って仕事をして行く中で
日本語に自信を無くしている方はいませんか。
試験の勉強に出てこなかった日本語のやり取りで困っていませんか。
仕事は人と人とのコミュニケーションを通して進められます。
当然ですが、いつも試験の問題文のような日本語で仕事を進めている訳ではありません。
なので、勉強した通りの日本語は聞こえてこなくて、よく理解出来ないかも知れません。
「これコピー、19部、左上どめ、10時まで」という指示は当たり前にあります。
「この資料を10時までに19部印刷して、ステープラーで左上を止めてください。お願いします。」と教科書にあるように、丁寧に言って貰えません。
もっと優しく、丁寧に教えてもらいたいと思うかも知れませんが、会社はあなたに日本人と同じように働いてくれることを、期待しています。
あなたなら出来ると信じて仕事を依頼されたのです。
まずは頼まれた仕事を正しく処理することに集中しましょう。
そのためには、
キーワードを聞き取る練習が有効です。
この場合はまさに、コピー、19部、左上ステープラー、10時がキーワードです。
そして、余裕があれば確認のため、そのキーワードを繰り返すといいですね。
気をつけたいのは、その時に「19部、左上止め、10時まで、ですね」と”ですね”を使って確認することです。
指示が丁寧でなかったからと言って、確認を丁寧にしないのは失礼になるので、気をつけましょう。
もちろん、わからなかったり、聞き取れなかった時は 必ず「もう一度お願いします」と言ってもう一回言ってもらいましょう。
こうやって何度か仕事を頼まれ、処理して行くと、”信頼関係“が出来上がって来ます。
その頃にはあなたもすっかり職場の雰囲気に慣れていることでしょう。
★★★ キーワードを聞き取ろう ★★★
*********************
ご意見(いけん)、ご感想(かんそう)はこちらへお願(ねが)いします。
info@nihongo-business.com
配信解除(はいしんかいじょ)はこちらからできます。
http://1lejend.com/d.php?t=###tourokuid###&m=###mail###
******************
発行者(はっこうしゃ): 坂本喜美子(Kimiko Sakamoto)
e-mail: info@nihongo-business.com
ブログURL: http://nihongo-business.com