ルールの多い国、日本。 その3
おはようございます。 Kimikoです。
今日は”ルールが多い”についてです。
世の中には多くのルールがありますよね。
国で決められているもの、
公共のもの、
住んでいる町やマンションでのルール。
電車を待つときは整列する、
電車の中で携帯電話でしゃべったり、大声をださない、
ゴミの出し方などなど日本は他の国よりルールが多く、
住みづらく感じる事も多いと思います。
誰にでもわかるように書いてあるルールであれば、知ることもできますが、
どこにもルールが書いていない「暗黙のルール」というものがあります。
これぞまさに日本的な「言わなくてもわかるでしょ」ルールです。
どういうのかと言うと、
駅のホームなどにあるエスカレーター。
右側がいつも空いてますよね。
これは急ぐ人は右側を登ってくださいと言う暗黙のルールです。(関西では左側)
あなたの家庭にも家族しか知らない「暗黙のルール」があると思います。
職場でも、もちろん「暗黙のルール」はあります。
そして、それぞれの職場で「暗黙のルール」は違います。
それはその職場では”知ってて当たり前“のことですから、どこにも書いてありません。
例えば、今の私の職場では、
同僚でも上司でも廊下で会った時などにする挨拶は必ず「お疲れさま」です。
疲れていないのに「お疲れさま」と挨拶をする事を個人的には好きではありませんが、
ルールなので朝でも「お疲れさま」と言います。変ですよね。 😥
また社内の会議なのに、会議室の席順が決まっていることがあります。
これも「暗黙のルール」で、あそこはxx部長の席、その隣はxx課長とか。
「暗黙のルール」はどこにも書いてない、わざわざ教えてもらえない
入社して初めて知る、その会社の社員なら知っているルールです。
だから新しく入った人は日本人でもわからないことがあります。
何が「暗黙のルール」かを知る方法は、
・自分でおかしいと思って誰かに聞いて知る
・間違って注意されて知る
・周りの人の行動を見て同じようにする
しかありません。
でも、ルールが出来る基準があると私は考えます。
それは、仕事をする時にどうしたら人が気持ちよくいられるか、
日本人が何を大切にするかを考えると、わかってくる事もあると思います。
人を敬う気持ちを大切にする文化を持つ日本で、
エライ人に上座(部屋の奥の席や真ん中)を用意する事で、敬意を表現できますね。
(会議室に早く着いて、知らずにエライ人の席に座らないよう、
事前に誰が会議に参加するか確認しておきましょうね)(^^)
このように決まり事であるルールはたくさんあり、それを守ることは面倒でも、理由があるんです。
でも、外国人のあなたから見て「暗黙のルール」だけどやっぱりおかしいと思ったら、
その”おかしなルール”を変える事を提案して見るのもいいと思います。
”おかしい”と言い出してくれる人を、控えめな日本人は待ってるかも知れません
★★★日本文化を理解するとルールの意味がわかる ★★★
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