ルールの多い国、日本。 その1
おはようございます! Kimikoです。
2月14日はバレンタインデーでしたね。
皆さんはどんな風に過ごしましたか?
日本では女性から男性へチョコレートを渡す習慣があります。
好きな人にはもちろん、好きではない職場の同僚や
上司にまでチョコレートを渡す”義理チョコ”と言う習慣まであります。
あなたの国ではどんな風にバレンタインデーを過ごしますか?
さて、今日は私がいつも感じている「働く日本人の変(普通でない)なところ」を
お話ししたいと思います。
まず、思い浮かぶのは”すぐに謝る”ことです。
そして、”はっきり言わない”
もう一つは”ルールが多い”ところです。
一つ目の”すぐに謝る”。あなたもそう感じることがあると思います。
例えば、たまたまお客さまからの電話にでたら、お客さまがすごく怒っていました。
あなたはどうしますか?
自分はまったく悪くない、たまたま電話に出ただけだから、
「私は担当ではありません」と言いますか?
確かにそうですよね。間違ってはいません。
でもビジネスの場面では問題があります。
一体どこが問題なのでしょうか?
自分の携帯にかかってきた私用の電話なら、全く問題ないでしょう。
こんな時、日本のビジネスの場面では”謝ります”。
自分は悪くないのに、謝るって、変ですよね。
なぜ悪くないのに謝るのか、理由があります。
電話口にでている自分は「会社の顔」です。
仕事をする上で大切なことはまず、会社の印象をよくすること。
どうすれば印象よく思ってもらえるかを、いつも考えて話すことが大切です。
そして怒って電話をかけてきたお客さまとの状況が、それ以上悪くならない
ためにも、社員として、お詫びの言葉をお客さまに伝えることをします。
どうすれば印象よく思ってもらえるか、それは丁寧かどうかです。
丁寧さは少し長い文にすると表現できますよ。
「担当は私ではありません」と言うよりも、
「ご迷惑をおかけして申し訳ございません、担当と代わりますので、
少しお待ちいただけますか」と言えば、
自分が担当でないことを、直接言わなくても伝えることができますね。
そして、謝る時に”すみません”の代わりに、「大変ご迷惑をおかけしております」
または、「申し訳ございません」と言ってみましょう。
会社の印象が良くなるばかりでなく、周りでそのやりとりを聞いていた人から”できる”と
思ってもらえることでしょう。
でも、謝りたくないのに必ず謝らなければ、無理に謝ることはありません。
日本人がどうして謝るかを理解できれば、誤解も減りますよね。
★★仕事では自分が悪くなくても謝る必要がある場面がある★★
次回は「私が思う、働く日本人の変なところ」
二つ目の「はっきり言わない」についてお伝えしますね。
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発行者(はっこうしゃ): 坂本喜美子(Kimiko Sakamoto)
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