後(あと)かたずけ
おはようございます。
kimikoです。
サッカーワールドカップ。
日本は
残念ながらベスト8に進むことは出来ませんでした。
しかし! 皆さん、見ましたか!?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180703/k10011506591000.html
この写真、
ベルギー戦に負けた
日本選手が使った後のロッカールームです。
まるで使う前のように綺麗ですよね。
ゴミひとつないテーブルの上には
ロシア語で “ありがとう”
と書いた紙だけが残っていたそうです。
この後、掃除(そうじ)をしてくれる
ロシアの人へのメッセージを置いたんですね。
この行動は、
日本人らしさ を表しています。
ひとつは、後片(あとかた)づけ。
物事が終わった後に整理することです。
“整理する” とは、
乱れたものを整(ととの)えること。
使う前の状態に戻したり、
いらないものを捨てたりすることです。
ふたつ目は、後に使う人の事を考える 思いやりです。
(思いやり:相手の立場に立って物事を考え行動する)
思いやりの表現のひとつに
自分で散らかした、汚したものは
出来るだけ自分で片付ける
という考え方があります。
自分が使った後に他の人が使うとしたら、
きれいな方が気持ちいいですよね。
例えばマックで席を立つときに、
自分で汚したところをちょっと拭(ふ)いておくと
後に座った人は気持ち良く食事をすることができます。
会議室を使い終わった後、
椅子がバラバラになっているのを整えておけば、
後から使う人は気持ちよく会議を始められます。
整理整頓(せいりせいとん)と 思いやり、
試合で負けて疲れている時に、
このような行動を取るのは難しいことです。
しかし それが、結果として
世界各国から称賛(しょうさん)されることに
繋(つな)がって行くんですね!
と言うわけで、
サッカー日本代表チームは勝敗に関わらず
有終(ゆうしゅう)の美を飾った日本が誇る 素晴らしいチーム です。
(有終の美:物事を最後までやり通し、最後を立派に仕上げること)
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