気 がきく 人 はどんな 人
人に頼まれてするのではなく、人に言われなくても自分から進んで人の面倒をみる、自分がすることで相手に喜んでもらえることを嬉しく思う日本人は多くいます。
こんにちは! 日本語 で一步先へ! 日本語を強みにして活躍したい外国人の方へ、伝わる日本語、講師のkimikoです。
“人に言われなくても”というところに日本人の特徴が現れているんですね。
”言われなくても、こうすれば喜んでもらえるだろう”と相手のために相手の気持ちを読もうとし、相手を思いやる行動を日本人は美しいと感じます。
”進んで何かをやったとき” 相手がどう思うかを表現する言葉に、
”気がきく” ”世話をやく” ”お節介”などがあります。
- 気が利く: 進んでやってもらって助かった。ちょうど頼みたかった。頼もうとおもっていたなど、自分から頼まなくても、やってもらえたことに感謝され、相手に喜んでもらえる行動。
- 世話を焼く: やらなくてはいけないことだが、進んでやってもらわなくてもよかった。相手はありがたいと思うが、やってもらわなくても大丈夫だと思われる。
- お節介: 必要以上に他人のことについて立ち入る行動。 相手にいいと思ってとる行動が結果として余計なこと(やらなくていいこと)をして相手から迷惑に思われる。言われなくてもわかっていることを指摘され不快に思う。
相手のために”いい”と思って、”進んで”やったことが、相手の受取かたで「気が利く」行動にもなるし、「お節介」にもなります。 相手にいいことと思い”好意”で行ったことが、やり過ぎると”迷惑”になってしまうなんて、残念ですよね。
人を思いやる気持ちが強すぎる人は「お節介」をしてしまうことが多いかも知れません。
では「お節介」にならないようにするには、どうすればいいのでしょうか。 それには確認をすることです。
例えば、「〜は必要ですか」「〜の確認はお済みですか」「〜はどうしますか」と忘れていませんか? お手伝いいりませんか? こうした方が良くないですか?など、自分で行動をする前に、相手に確認することで、問題は解決! 余計なことをする「お節介な人」から「気が利く人」という印象にかわります。 試してみてくださいね!
今日のレッスン
相手になにかする前に、「〜しましょうか」と
その人が必要としているかどうか確認しましょう。