量を上手く伝えるには?
こんにちは。日本語で一步先へ! 日本語を強みにして活躍したい外国人の方へ、ビジネスで使える ”伝わる日本語” レッスン講師のkeecoです。
量を伝える時に使う日本語に「多い」「少ない」があります。この「多い」「少ない」を表現する時の言い回しがいくつかあるのでご紹介しますね。
「多い」ことを表す時に使えるのが ”たくさん” とか ”山ほど” とか ”いっぱい”という言葉です。どれも数多くあることを意味します。 ”言いたいことが多くある”ときは、「言いたいことがたくさんあります」とか 「言いたいことが山ほどあります」のように使います。”いっぱい”も”多い”を意味しますが、ビジネスの場ではあまり使用しませんので、気をつけましょう。
「少ない」ことを表す時に使えるのは ”すこし” とか ”ちょっと”という言葉です。これらは数が少ないことを意味します。電車で席を詰めてもらいたいときに 「すこし詰めてもらえますか」のように使います。”ちょっと”は少ないを表す他にも使い方があるので見てみましょう。
相手に対して否定的ことを言う時、例えば何か頼み事をするときに「ちょっといいですか?」「ちょっと手伝ってもらいたいんですが」のように相手を思いやる気持ちを込めて使います。また断るときにも使えます。急ぎの仕事をしている時にランチに誘われたら「ちょっと今急ぎの仕事があって」のように使ったり、”ちょっと”の後ろに否定形をつけて「ちょっと出来ません」「ちょっと都合が悪くって」という使い方も出来ます。
「多い」「少ない」よりも今日お伝えした他の言い回しを使うとイメージが広がり、気持ちが伝わりやすくなりますよ。使ってみてくださいね!
今日は秋らしいいい天気でしたね。 私は友人と会い、ヨガに行って汗を流し、久しぶりに洋服を買ったりしました。新しい洋服を着て出かけるのが、今からちょっと楽しみです
【今日のポイント】
多い、少ないの別の言い回しを使うことで量だけでなく、気持ちも伝えてくれます。