どうぞよろしくお 願 いします。
日本でご飯を食べる時に「いただきます」と言うと、料理を作った人から「どうぞ、召し上がれ」と言われたことはないですか。
今日は「どうぞ」の使い方を見てみましょう。
「どうぞ」は「ありがとう」や「〜てください」のように、よく使う便利な日本語のひとつです。
どんな場面で使うかというと、「勧める、譲る」「促す」「依頼」する場面で使います。
「依頼」の場面では
- どうぞ、お許し下さい(許して欲しいとお願いする)
- どうぞ、よろしくお願いします(これからお世話になります)
「勧める、譲る」場面では
- どうぞ、召し上がってください(食べてください)
- どうぞ、お先に(入り口などで人を先に行かせてあげる)
「促す」場面では
- どうぞ、こちらへ(相手を誘導するとき)
このように「どうぞ」を前につけることで、相手を思いやる気持ちが伝わります。
相手の人は嬉しく思います。
電車で席を譲るときも「どうぞ」と言って席を立ち、立っている人に「座ってください」と伝えます。
今日は「どうぞ」を使って席を譲ってみましょう。
今日のレッスン:
「どうぞ」は相手を思いやる気持ちを伝えます。
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